No.09 スクリプト仕様書
02 操作説明
 
1:レイヤーの作成方法

 基本的な使用方法は、「Line107〜」のレイヤー情報の書き換えのみで行えます。



 レイヤーの部分は、基本的に全てのタグが利用可能です。 ただし、ダブルクォーテーション(”〜”)でくくられているので、色設定などではシングルクオーテーション(’〜’)を用いる必要があります。
 
シングルクォーテーションの例

<Table border='0' width='100' height='100'>
 

 また、レイヤー情報は、必ず一行で記載しなくてはなりません。 これは、レイヤーの情報がひとつの大きな変数として扱われているからで、複数行で記載すると、Javascriptエラーとなりますのでご注意ください。
一行記述の例

"<Table border=0 width=300 height=100><Tr><Td>コンテンツ</Td></Tr></Table>"
 

 レイヤーの個数は、仕様上最大50枚までとなっています。
 this.msg[00] 〜 this.msg[49] までの間でレイヤーを作成してください。 50番以降のレイヤーを使用しても表示は行いません。

2:初期表示状態の作成



 レイヤーの初期状態の作成は、4つの設定を行う必要があります。
  1:Cookieの標準ステータス
  2:レイヤー毎の初期ステータス
  3:レイヤー毎の初期表示状態
  4:レイヤーの標準表示状態
 順に説明しましょう。




 1:Cookie標準ステータスは、レイヤーに適応させる標準状態のCookieの状態を決めるための設定です。
 Cookieの初期ステータスは4種類あり、
    0:Cookieが無かった場合は非表示
    1:Cookieが無かった場合は表示
    2:Cookieの記録状態に関わらず非表示
    3:Cookieの記録状態に関わらず表示
 の設定が可能です。 この、Cookie標準ステータスである、「 NoDataState 」の値を決めることで、個別に設定を決めていない場合の標準値を定めることが可能になります。





 2:レイヤー毎の初期ステータスは、レイヤ ー個別に初期設定を定めたい場合に作成します。
 設定できる数値は「Cookie標準ステータス」と同様で、メインメニューなど、必ず表示させたいレイヤーがあったり、逆に起動時には非表示にしたいレイヤー等がある場合、それぞれの数値を決めることが可能です。この値は、Cookieの標準ステータスより優先されるので、ここで設定を行えば、標準ステータスはそのレイヤーに対しては適応されなくなります。
 数値の指定方法は、「.1=3  .4=2  .3=1」といった具合に、レイヤー配列番号=ステータスを続けて記載していく事になります。 レイヤー番号の記述順はランダムで構いませんが、必ずレイヤー番号の前に「.(ドット)」をつけるようにしてください。 このドットを、スクリプトはレイヤー番号の始まりと認識しますので、記述しないと正常に読み込み出来ません。




 3:レイヤー毎の初期表示状態は、Cookieが記録されていない最初の段階で適応されるレイヤーの表示位置を決めることができます。 この値はCookieより優先順位が低いので、Cookieが記録されている場合は適応されません。
 レイヤーの情報は、「X座標,Y座標」のフォーマットで記述します。
 レイヤーの配列番号に合った配列に記述してください。 例えば、
番目のレイヤーの初期表示位置をX座標110,Y座標63とする場合、設定情報は
    D_Locat[] = "110,63"
 となります。
 X座標とY座標の区切りには、必ず「,(カンマ)」をつけるようにしてください。この区切りをスクリプトが判別し、その前と後ろをX座標とY座標に分けているので、区切り記号が無い場合は判別できません。




 4:レイヤーの標準表示状態は、個別のレイヤーの表示位置を決めていない場合の標準状態の表示位置を決定させるための物です。 レイヤーの表示位置は個別に設定したほうが望ましいのですが、この設定を行うことで、レイヤーの表示位置を標準値を決定することが出来るようになります。
 数値の設定は、

  LayerResetState[0] + LayerResetState[1] × レイヤー存在番号
  LayerResetState[2] + LayerResetState[3] × レイヤー存在番号

で、上段がX座標下段がY座標となります。
 レイヤー存在番号とは、レイヤーの配列番号ではなく、例えば、「1」「2」「4」番の配列にレイヤーが存在していた場合は、「4」番のレイヤーは、間を詰めて「3」番の位置に表示されるといった具合になります。



3:詳細設定の作成





 詳細設定は、より使い勝手を向上させるための各種設定情報で、特に設定を変更しなくても動作しますが、より使いやすい設定とすることで、カスタマイズを細かく決めていくことも可能になります。ここで設定できる情報は、
   1:Cookieの使用認可の可否
   2:Cookieの有効期限
   3:レイヤークリック検知範囲
   4:レイヤー移動範囲の限界
   5:読み込み中の画面
   6:読み込み中の画面の表示位置
   7:検知範囲の誤差修正
 となります。



 1:Cookieの使用認可の可否は、本スクリプト群で、Cookieを記録するか否かを決めるための変数で、
  スクリプト上でCookieを使用する場合は true
  スクリプト上でCookieを使用しない場合は false

 を指定します。
 falseに指定すると、レイヤーをDnDしたり表示状態を変えたとしても、リロード時には初期状態に戻ることになります。
 ただし、Cookieを削除するコマンドである「DeleteCookie()」ファンクションは、false でも動作します。




 2:Cookieの有効期限は、クライアントパソコン上に記録されるCookieの保持期限を決定するための変数で、日にち単位で設定することが出来ます。
 標準は30日、つまり1月程度ですが、特に設定を変更する必要はありません。




 3:レイヤークリック検知範囲は、 レイヤーをDnDするときの、バーのサイズの指定を行います。 初期値を例にあげると、レイヤーの左上から数えて、X座標へ404ピクセル、Y座標へ25ピクセルの部分が、レイヤーを掴むことの出来る範囲となります。




 4:レイヤー移動範囲の限界は、レイヤーの移動限界を指定します。 初期値を例のあげると、レイヤーは、X座標=5、Y座標=0より値が少なくなった場合は、それ以上は動かないことになります。




 5:読み込み中の画面は、レイヤーをスクリプトが配置している最中に表示されるローディングメッセージで、たくさんのレイヤーを配置して時間が掛かる場合等に、ユーザーに代替レイヤーを表示させるといった意味合いを持っています。
 「””(ヌル)」を指定するとスクリプトは動作しません。 尚、このレイヤーは、表示できる最大枚数である50枚とは別に持っているので、表示用レイヤーを50枚作成したとしても、このレイヤーを表示させることは可能です。




 6:読み込み中の画面の表示位置は、上記の「読み込み中の画面」の表示位置を決定するための変数です。 このレイヤーは表示位置固定で、ユーザーによるDnDは受け付けません。




 7:検知範囲の誤差修正は、ブラウザやOSの差異によってDnDが出来ない場合等に補正するための情報ですが、普段は設定を変える必要はありません。



4:レイヤー表示後の設定

 作成したレイヤーは、基本的にユーザーが自由にDnD出来ますが、表示、非表示の設定切り替えに関しては、製作者が別途ハイパーリンクで用意をしていただく必要があります。
 表示、非表示を行い際には、専用のファンクションを動作させる必要があります。
< a href="javascript:window_pwr(1,0)">×</a>
上記の例だと、ハイパーリンクをクリックした際に、レイヤー配列番号「1」を「非表示」とします。

 ファンクション「window_pwr()」の設定情報は以下のとおりです。
window_pwr([レイヤー配列番号] , [表示状態])
[レイヤー配列番号]
 表示、非表示切り替えの対象となるレイヤーの配列番号を指定します。
[表示状態]
 レイヤーの表示状態を決定します。
   0:非表示
   1:表示

 のどちらかを指定してください。


5:Cookieの初期化

 Cookieを用いた表示ルーチンを搭載しているということは、クライアントのパソコン上に望むと望まざるとに関わらず、数Kbのデータを作成するということになります。
 この為、製作者側の配慮として、Cookie情報を削除する為のコマンドを用意することは必然的に必要となってきます。
 Cookieの削除を行うためには、
< a href="javascript:DeleteCookie()">DELL</a>
 のハイパーリンクを、ページ上のどこかに置いておくよ良いでしょう。
 戻り値も引数も無いので、このファンクションを実行するだけで、本スクリプト上で作成された全てのCookieを削除することが出来ます。
 当然のことながら、いったん削除したCookieは元には戻せませんので、注意してください。

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