No.05 レイヤーの概念と動作例
01 レイヤーとは
 
 ホームページ上で文字を配置する際、通常は<Table> 〜 </Table> といったタグで表記するのが一般的ですが、こういった通常のHTML記述の場合、ページは二次元上に配置することしか出来ません。 つまり、<Table> で作成した表示の上に、別の<Table>を組み合わせるといった不可能であるということになります。


<Table>表記の場合の配置例

 レイヤーは「階層」という意味の通り、こういった二次元的なホームページ構成ではなく、複数のコンテンツを三次元的に配置するというページ製作に向いた方式であるといえます。
 近年のグラフィックスソフトは、ベースの画像に対して、透明のフィルムを重ね合わせる機能をレイヤーと読んでいますが、概念的にはこれと同じと考えてもらって良いでしょう。
 レイヤー内は、普通のHTMLのタグを表記することが出来ます。 この方法を応用すれば、ひとつのHTMLの上に、複数のホームページが仮想的に配置されているといった表記も可能になります。


LAYER 表記の場合の配置例

 例えば、1つのページ内に多くの情報を格納しようとした場合、これまでの方法では縦か横に長いホームページを作成して、そこにコンテンツを配置していくというのは一般的な方法でしたが、レイヤーを用いることによってコンテンツを重ね合わせることが出来るようになるため、ページ上の少ないスペースで効率的にコンテンツを配置することが可能になります。

 また、レイヤーは、その重ね合わせの順序を自在に操ることが出来るのも特徴のひとつです。


LAYER 重ね合わせ変更の例

 重ね合わせ順序を変更することによって、必要なコンテンツを最上段へ持っていき、不必要なコンテンツを下層へ移動させるといった、マルチタスクOSのウインドウ操作に似た動作を行うことも可能になります。

 レイヤーに重ね合わせを行うのは、HTMLに帰順しているものであれば殆ど全て対応しています。 ですから、レイヤー上に画像を配置して、必要なコンテンツを必要に応じて読み込んで表示させるといった高度な表示形態を用いることも可能になります。


LAYER 重ね合わせ変更の例

 更に、ウインドウと同様に、個々のレイヤーに対して「表示」「非表示」の設定を行うことが可能です。 ですから、ページが初期表示された時点で非表示にして、後の操作で表示させるといった動的な効果を出すことも可能になります。


LAYER 表示と非表示の例



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